🗞架空旅社通信 2025年12月号
― 灯と雪と、年の瀬の旅 ―
📅発行日:2025年11月30日
📍分類:月次【FTE】
✴️発行:架空旅社編集部(Fake Travel Expedition)
旅人の皆さま、こんにちは。
冬の足音が静かに街を包み、光の粒が空から降る季節となりました。
今月の架空旅社通信は、“灯と雪”をテーマにお届けします。
ルミナリエ星では極夜が本格化し、星の光が最も強くなる時期。
一方、地球側のクシャラ大陸やルクス共和国でも、雪と灯りが交わる季節の祭が始まっています。
調査員たちは現在、星の南方に浮かぶ都市〈ルーメン環都市〉と、氷原の国〈セレノア〉を中心に、年末の光行事を取材中。
編集部では、地上で迎える「冬至市」や「灯籠祭」など、各国の“年の終わりの風景”をまとめています。
光の物語は、終わりではなく、また次の春へと続くはじまりでもあるのです。
❄️12月の旅行先ランキング(架空の国・異星を旅してみたら)
1位 ルーメン環都市(ルミナリエ星域)
……空を巡る灯火航路《セラ・リンク》が満灯。
環の外縁を漂う無数の光果灯が、夜空に巨大な円を描きます。
2位 セレノア氷原(ルミナリエ星域)
……氷原の下から湧く“蒼熱泉”が、旅人に人気の休憩地。
氷晶花の群生地では、夜明け前に“星が咲く音”が聞こえると言われています。
3位 ルクス共和国(地球側)
……灯籠祭《イルミナ・ノクス》が開催。
数万の紙灯籠が街を漂い、旅人たちは願いをひとつ書いて流します。

🍬12月のおすすめおみやげ
・ルーメン環都市「星砂キャンディ」
……星晶粉を閉じ込めた飴。口に含むと淡く光を放つ人気土産。
・セレノア氷原「ネヴァ・フラワー・ティー」
……氷花を乾燥させた青いお茶。湯を注ぐと色が銀に変わる幻想の一杯。
・ルクス共和国「灯籠チョコレート」
……灯籠の形をした小箱入り。メッセージカード付きで贈り物にも最適。

🌍一度は行ってみたい国・星ランキング
1位 ルミナリエ星・アクシオン・リーフ
……冬の珊瑚層が完全発光。夜の海はまるで天の川のよう。
2位 クシャラ大陸・オルタニア王国
……冬至の夜、城下町の通りに“光のアーチ”が出現。
旅人の間では「冬に一度は訪れたい街」として人気急上昇中。
3位 ネリス沿岸州
……海上鉄道が雪景色を走る季節。窓から見える灯台の明かりがロマンチック。
🍰特集:冬を照らすスイーツたち ―“灯りの味”を求めて―
12月の旅社カフェでは、“光を味わう”デザートフェアを開催中。
ルーメン環都市発の「ルミナス・プディング」は、表面の光膜がスプーンで割れる瞬間が見どころ。
セレノアでは氷結果を使った「スノウ・パルフェ」が登場し、地球側のオルタニアでも、雪の結晶を模した「ホワイト・タルト」が限定販売中です。
どの国・星でも共通するのは、“灯りを囲む甘さ”。
寒い夜、焚き火やランプのそばで食べるお菓子は、旅人の心に小さな光を灯すといわれています。

💬調査員/旅行者に聞いてみました!
「あなたが旅の終わりに見たい“光”は?」
・「セレノアの氷原で、夜明けに咲くネヴァ・フラワー」
・「ルクスの街角で、流れる灯籠を見送りたい」
・「オルタニアの屋根に積もる雪が、月光を返す瞬間」

✴編集後記
今年の旅を振り返ると、どの道も光に導かれていたように思います。
架空旅社が誕生して一年、たくさんの“行けない場所”を旅してきました。
異星の極夜で見た光、地上の街で灯った火。
どれも確かに、私たちの記憶の中で今も燃え続けています。
来月号は特別編として「新年の光と初航路」をお届け予定。
新たな航路の開拓に向け、調査員たちはすでに出発準備に入っています。
どうぞ皆さま、あたたかな灯りの下でよい年をお迎えください。
— 架空旅社編集部(2025年11月発行)
