🌍編集者のご挨拶（架空の国を旅してみたら）

　From the Earth Editing Department / 地球編集部より

　ようこそ『架空の国を旅してみたら（fake Travel Essay）』へ。
　このページを開いてくださったあなたに、心からの感謝を。

　私たち「架空旅社・地球編集部」は、地図の余白を旅しています。
　現実の世界地図に、まだ描かれていない大陸や国を見つけ、そこに人が暮らし、風が吹き、灯りがともる瞬間を――まるで現地を取材しているように記録していくのが、私たちの仕事です。

　古都〈オルタニア〉では、朝霧の中で鐘が鳴り、南方の熱帯王国〈クェツァル〉では、果実の香りが市場を満たします。
　ページをめくるたびに、あなたの旅が始まるような記事をお届けしたい。

　編集部には、三人のメンバーがいます。
　おっとりした文章の調整役・コト。
　明るく奔放に取材を進める・メア。
　そして、静かに構図を整える冷静な男・サラ。

　各人よりのコメントを、こちらに掲載いたします。

【コト・ナガミネ】
「ページをめくるたびに、風の匂いが変わるような記事を作りたいんです。穏やかでも、確かに“旅”を感じるような――そんな言葉を」

【メア・クローデル】
「旅って、恋と似てるのよ。いつか終わるけど、心にはずっと残る。私はその“余韻”を、言葉で包みたいの」

【サラ・ロウヴェル】
「レンズ越しに世界を見れば、嘘も真実も一枚の光になる。僕の仕事は、その一瞬を永遠に留めることだよ」

　三人の視点が重なり合い、ひとつの「旅の記録」が生まれます。
　どうぞこれからも、私たちと一緒に、“どこにもない国”を旅していただければ幸いです。

　あなたの旅路が、穏やかでありますように。

　――架空旅社地球編集部　一同

　次回の編集者ノートはこちら。
　※追加され次第、リンクがつながります。